申し遅れました、自己紹介です

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2022-04-21 申し遅れました、自己紹介です

申し遅れました、自己紹介です

申し遅れましたが、私は和幸カントリー俱楽部でゴルフレッスンや運営全般を担当しています、三好 輝と申します。
この場をお借りしまして、自己紹介をさせていただきます。

三十数年前の夏、今は無き日生球場のマウンドに立っていました。そう、甲子園を夢見る高校球児でした。ただ、公立の弱小高校であったため、遥かに遠い夢であったのですが、激戦を勝ち上がり6回戦(ベスト8)まで駒を進めました。

その日も3日間連続の試合です。疲れもピークに達し、思うように体が動かない状況下、白熱したシーソーゲームを繰り広げ、5-3と2点のリードで9回の攻防を迎えました。先頭打者を内野ゴロに切って取り1アウト。

正直、これで勝ったと思いました。ところが、そこは高校野球、何が起こるかわかりません。味方の失策等で浮き足立ち、あれよあれよのうちに6失点され、高校球児生活にピリオドを打つこととなりました。その時もっと自分が強ければ・・・もっと冷静に対応出来ていれば・・・考え出すとキリがありません。

そんな割り切れない思いや、出ることの無い答えを求める日々が続きました。当時、まだバブルの余韻もあり野球での就職や進学のオファーもあったのですが、流されるがままごく普通に就職し、サラリーマン生活を迎えました。

日本を代表するような大きな企業であったため、仕事もそれ程キツくなく、自分の時間が比較的とりやすかった時にこのゴルフと出会いました。昔から運動、こと球技全般は得意とするところでしたから、ナメてたんですが、いざやってみるとなかなか上手くいきません。だんだん意地になってきます。これを繰り返し、気が付くとドップリとゴルフにハマッていました。

 

ある意味、あの夏に残した忘れ物が、このゴルフの先に見出せそうな気がして、無我夢中になりました。挙句の果てには、サラリーマン生活をリタイアしてゴルフの道に足を踏み入れる始末です。

その後、これまで味わったことのない失意や挫折感を数々乗り越えながら現在に至りました。やり始めは楽しいものでありましたが、今ではどちらかというと辛く厳しい事の方が多かったように思います。ただ、だからといってゴルフを辞めてしまおうという気持ちはありませんでした。むしろ、上手くいったときの達成感というものは計り知れない物があるからです。

そして、そんなゴルフに関する仕事が出来ていることに感謝し、誇りをもってレッスンに臨んでおります。ゴルフを通じてお客様と接し、人生が豊かになることのお手伝いが出来るとするならば、それは私達教える側にとっても最高に嬉しいことなのです。

そして、ちょっと辛いゴルフ人生を歩んだだけに、『皆様に楽しむこと』を忘れてほしくないのです。余計な遠回りも、できればしてほしくないのです。そんな思いで取り組んで参ります。私自身も常に向上することを前提に、自分のペースでゴルフと向き合っていきたいと思っています。

いつの日かあの夏に残した忘れ物の答えが見つかるよう、これからもゴルフと真剣に向き合っていきたいと思います。その答えは無いのかもしれませんが・・・。